4WD車を長持ちさせたいのならば、
スペアタイヤを用意しろ
2020/11/08:発行
はじめに
既にこちらの記事をお読み頂いたかもしれませんが、4WD車を長持ちさせたいのでしたら、4本のタイヤのサイズに十分気を使わなければなりません。
とは言え、タイヤ1本がパンクしただけで、いきなり4本交換というのもシンドイ事です。
特に、大きなタイヤを履いている大柄のSUVや重量級のクロカン4WDとなれば、なおさらです、
SUVのタイヤは高い
かと言って、コッソリ1本だけ交換すると、その高いクルマ自体にもっと損害を与えるかもしれません。
ところが、そんな万一の場合をうまく切り抜ける手が一つだけあるのです。
今回はそんなウマイ手をご紹介したいと思います。
スペアタイヤを用意する
その方法はびっくりする程簡単です。
クルマに付いているタイヤと同じスペアタイヤを1本用意しておくのです。
最近見かけなくなったスペアタイヤ
最近のクルマでしたら、テンポラリータイヤかパンク修理キットが一般的で、スペアタイヤは死語になってしまったかもしれませんが、これをご自宅に1本用意しておきます。
ただしそれを新品のまま保管し続けて、パンクの時に使ってしまったら、またまたタイヤサイズが異なってしまい、駆動系に負荷を掛けてしまいます。
ではどうするかと言えば、そのスペアタイヤを使って、下の図に有ります様に5000km毎にタイヤローテンションを行うのです。
そうすれば、万一パンクが発生しても、交換するタイヤも他のタイヤと同じ様に摩耗していますので、1本だけ交換しても駆動系に大きな負荷を掛ける事もありません。
確かにタイヤ+ホイール分の余計な出費が発生するのですが、タイヤ5本でローテンションすれば、4本と比べてタイヤも1.25倍長持ちしますので、タイヤもホイールも十分有効活用していると言えます。
まとめ
それではまとめです。
4WD車を長持ちさせたいのであれば、スペアタイヤを用意して、5000km毎にそのスペアタイヤを含めてタイヤローテンションを行い、万一パンクが発生した場合は、そのスペアタイヤを使用する。
車両価格に関わらず、4WD車に乗るのであれば、スペアタイヤを用意してタイヤローテンションを行う。
絶対お勧めです。