2017年1Qの新着情報
Vehicle Cafeteriaの過去の新着情報をお届けします。
記事にしていない情報もありますので、これだけ読んでも楽しめると思います。
記事にしていない情報もありますので、これだけ読んでも楽しめると思います。
ドア開閉の怪
2017/3/28(火)
この数十年、クルマはとてつもなく進歩しました。一昔であれば、箱根の山を登るのでさえ一苦労だったのですが、今では大人4人が乗った軽自動車でさえ楽々と登っていきます。
そしてあと数年もすれば、完全無人運転車が現実の物になるのでしょう。
そんな怒涛の技術革新の中から、もし本書にベスト3を選ばせて頂けるとしたら、カップホルダーと集中ドアロックとNAVIと迷わず断言させて頂きます。
中でも集中ドアロックは、運転席から身をよじって後席ドアのロックを引いたり押したり、あるいはクルマの周囲を回って各ドアの確認から解放された事は、まさに世紀の大発明だと思ったものです。
手の届かなかったロックつまみ
それはともかく、最近のクルマに乗車したり降車した際、以下の様な奇妙な経験をされた事はありませんでしょうか?
①降車してドアをロックしたのに、いつまでも室内灯が点いたままになっていた。
②ドアをロックした誰も乗っていない暗い車内で、赤いランプが小刻みに点滅していた。
③キーレスエントリーのクルマに乗ったら、何もしていないのに目の前のメーターに車幅灯点灯サインが点いていた。
何もしていないのに点いている車幅灯点灯サイン
もし同じ様な経験があって、その理由が分からなかった方は是非こちらをご覧下さい。
4輪駆動の制動性能
2017/3/13(月)
本サイトの読者より興味深いメールを頂きました。それによると、パートタイム4WDのランドクルーザー70において、凍結した下り坂でブレーキを踏むと、2WDの時より4WDの方が明らかに制動性能が上回っていたとの事です。
復刻前のランドクルーザー70
具体的には、2WDではブレーキを掛けてもツーーーーっと滑っていたものが、4WDにした途端、魔法にでもかけたかのようにググッと力強く減速できた、との事です。
本サイトにおきましては、制動性能については各タイヤに独立してブレーキを掛ける事から、駆動方式には一切関係しないと述べていますので、大きく異なる見解です。
どちらが正しいかについては、実験してみるしかないのかもしれませんが、一つだけ思い当たる事があります。
それはエンジンブレーキです。
ランドクルーザ70は、FR(後輪駆動)ベースのパートタイム4WDですので、2WD(二輪駆動)時は後輪にしかエンジンブレーキが掛かりません。
パートタイム4WD
一方4WDにすると、エンジンブレーキは前輪にも働きますので、制動性能は間違いなく高まります。
この理由は、エンジンブレーキの掛かるタイヤが2本から4本になったためと思われるかもしれませんが、むしろ前輪にもエンジンブレーキが掛かるようになったからだと言った方がより正確かもしれません。
ご存じの様に制動時は、前輪の荷重が増えますので、制動性能を高めるのでしたら、後輪より前輪のブレーキの方が重要になります。
バイクに乗っている方でしたら良くご存じでしょうが、後輪ブレーキだけ掛けてもなかなか止まらないのに対して、前輪ブレーキを掛けると一気に効きます。
ただし調子に乗って前輪だけ強くブレーキを掛けたら間違いなく転倒しますので、ご注意願います。
という訳で、もし同じブレーキの踏み加減で、2WDと4WDの制動を比べたら、エンジンブレーキが前輪にも掛かる4WDの方が制動性能が上になるのは間違いないでしょう。
特に凍結した下り坂となれば、誰しも恐る恐るブレーキを踏む事になるので、その差を大きく体感する事になると思います。
ただし2WD時において、エンジンブレーキと同じくらいにブレーキを踏んだ(踏めた)としたら、4WD時と同じ制動性能を得る事が出来ると言うのが、本サイトの考えです。
もし疑義等ございましたら、遠慮なくお知らせ願います。
アイドリングストップのマーク
2017/2/10(金)
皆さんは、このマークはご存じでしょうか?最近かなりメジャーになってきましたが、アイドリングストップのマークです。
ですが、このマークだけを見て何を意味しているか分かる方は、非常に少ないのではないでしょうか?
ところが欧州車の場合、このマークの上下にSTARTとSTOPの文字が付いているので、かなり分かり易くなっています。
大した話ではないのですが、もしこのマークに興味がありましたら、こちらへ。
雪道に強い4輪駆動システムとは
2017/1/22(日)
またまた雪道編です。昨年の11月、”雪道でお勧めのクルマ”を書いたのですが、その際今時の4輪駆動車であれば、雪道の走破性能はどれも似た様なものだと言い放ってしまいました。
でも本当にそうなのでしょうか?
恐らくそう思われない方も多くいらっしゃると思いますので、今回は雪道に強い4輪駆動システムとはどんな形態で、そのクルマは一体どれかを探ってみました。
恐らくこの様に4輪駆動システムを横並びに比較した記事はなかったと思いますので、 もし興味がありましたらこちらへ。
雪道でスタックした場合の脱出方法
2017/1/6(木)
またまた雪道編です。下の動画の様に一度信号待ちで止まって再発進しようとしたら、タイヤが空転して前に進めなくなった。
そしてアクセルを踏めば踏むほどタイヤが空転して、雪の中にタイヤが沈み込んでどんどん抜け出せなくなった。
雪道を運転した事があれば、どなたも1度や2度は経験した事があるのではないでしょうか?
特に駆動輪の軽いFR車や、荷物が少ない配送車やトラックでも良く見る光景です。
さて、そんな場合貴方だったらどうやって抜け出しますか?
もし興味がありましたら、こちらへ。
新説:ブースターケーブル接続手順は無視して構わない
2016/12/22(木)
今年もまたまた寒い冬がやってきました。
となると気になるのはバッテリー上がりと、滑り止めの準備ではないでしょうか。
チェーンはさておき、バッテリー上がりでブースターケーブルを接続する際、以下の様に順番が決まっているのはご存じだと思います。
①バッテリーが上がったクルマの⊕端子→②救援車の⊕端子→③救援車の⊖端子→④上がったクルマの⊖端子ではなくエンジンの金属部分
ですが、なぜこんな順番になっているかご存じの方は少ないと思います。
という訳で、なぜ一番最初に①バッテリーが上がったクルマの⊕端子から接続するのか、そしてそれは本当に正しい事なのかを、いつもの通り論理的に検証していきたいと思います。
最初に⊕の端子にブースターケーブルを繋ぐと、車体とショートさせる恐れがある
全く予想外の結論に達しますので、もし興味がありましたらこちらをご覧ください。
”間違いだらけのクルマ選び”に間違いはあるか?
2016/11/18(金)
皆さんは、1976年に発行された”間違いだらけのクルマ選び”をご存じでしょうか?
今から40年も前に発行された書籍なのですが、それまでの触れられなかった国産車の実態を暴露して、当時ベストセラーになりましたので、若い方でもご存じの方は多いのではないでしょうか。
以前から予告編に”間違いだらけのクルマ選び”に間違いはあるか?”と記載していたのですが、読者の方からリクエストを頂きようやく書き上げました。
もし興味のある方はこちらへ。