横並びで比較する
雪道に強い4WDシステムとは
Issued on Jan. 22, 2017
Added on Sep. 06, 2022
Added on Sep. 06, 2022
目次
9. 電子制御フルタイム4WD
それでは最後に電子制御式のフルタイム4WDです。
9-1) スバルのACT-4(アクティブトルクスプリットAWD)
先ずは、スバルのAT搭載車(レガシィB4、アウトバック、インプレッサ、XV、フォレスター、クロスオーバー7)に最も多く採用されているACT-4(アクティブ・トルク・スプリットAWD)です。

ACT-4を搭載したスバルXV
下にありますスバルの開発資料によれば、ACT-4はMPT(マルチプレートトランスファー)の発展型で、4WDのAT車向けに開発されたものです。

スバルAWDの系譜(赤丸がACT-4)
ACT-4の場合、通常は前後の重量比と同じ60:40の駆動配分として、路面や走行状態に応じて100:0の前輪駆動から50:50の4輪駆動までと、4種類のスバルAWDの中ではもっとも駆動配分比率の変動量が多いシステムです。

スバルのアクティブトルクスプリットAWD(ACT-4)
このため、燃費を稼ぎたい高速走行では、(フルタイム4WDと言いながらも)100:0のFF駆動で走っているかもしれません。
以前はNAエンジン+AT専用のシステムだったのですが、最近では高出力のターボエンジン+ATにも搭載される様になっています。

ACT-4のトランスファーユニット
となると電子制御カップリングの昇温をどうやって克服したか、知りたい所です。
なお雪道での走破性は、前後輪直結パーマネント4WDと同じレベル2なのですが、やはり空転する車輪にブレーキを掛けて簡易LSDの機能(X-MODE)を有していますので、レベル13に格上げです。
9. 電子制御フルタイム4WD